FIWAREとは
公共サービスを提供する自治体や民間の企業など、それぞれの業種を超えたデータの活用やサービスの連携を円滑に行う為の標準化されたオープンAPIを持つIoTのサービスプラットフォームです。
FIWAREの特徴
世の中に数あるITシステムは、そのシステムごとに独自のデータ形式で運用されています。それ故に他のシステムで得た情報を別システムに取り込んだり、活用するのが難しいという実情がありました。
しかし、FIWAREはそれらのデータ形式を統一し、システム間のデータ活用や連携を従来よりも容易とし、システム統合時の莫大な工数や費用を飛躍的に抑える事を可能にします。
FIWAREの事がよく分かる漫画はこちら
FIWAREを使った活用例
例としてよく挙げられるのは、街中から収集されるデータを基に都市運営の高度化を目指す、いわゆるスマートシティと呼ばれるプロジェクトへの活用です。
車の自動運転データを蓄積し別の車が事故に遭遇しない様、事故予測を行ったり、街中の防犯カメラから特定の物や人を瞬時に見つけ出したり、人々のクレジットカード決済データから、不正利用された場合の追跡を行ったり、といったシステム間のデータ連携時に、縦割りのデータ処理ではなく、システム間に大きな横串を通したシームレスな連携がFIWAREの最も得意とする所です。
弊社の取り組みについて
アーベルソフトでは長年に渡るアプリケーション開発事業とサーバインフラ構築事業の集大成として、FIWARE事業にも着手しています。
FIWAREという新しい分野の基盤構築から業務に沿ったマイクロサービス作成まで、様々なプロジェクトのお手伝いをさせて頂きます。