LPWAとは
Low Power Wide Areaの略称で、なるべく消費電力を抑え、遠距離通信を実現する通信方式です。
IoTを構成する要素の1つとして注目されています。
LPWAの特徴
超低消費電力で電波を送信する特性から、ボタン電池ひとつで数年間も電波を送信し続けるセンサーを構成でき、電力の供給が困難な場所へセンサーを設置する事が容易となります。
LPWAを使った活用例
IoTシステムにおいてボタン電池で数年間稼働するLPWA対応センサーは、電線が敷設できない様な山奥や広大な土地へのセンサ設置を得意とし、非常に自由度の高いシステムの構築を可能とします。
LPWAで利用されるセンサー
LPWA通信網に情報を発信できるセンサーとしては、以下の様なものがあります。弊社ではこれらのセンサーを実際に設置し、土壌の監視やデータ収集を行っています。
Sens’itの仕様
- 計測機能
- 温湿度
- 照度
- ドア開閉検知
- 振動検知
- 磁気
- 電源を必要としない
- 低消費電力
- 低価格(8,000円~)
- 環境防水
土壌センサユニットMJ1011の仕様
- 土壌環境指標4項目を同時に計測可能
- EC(電気伝導度)
- pH(酸性度)
- 地中温度
- 含水率
- 電源を必要としない
- 超低消費電力
- 小型・防水
LPWAで利用されるセンサーの設置例
弊社ではIoTセンサーの設置や管理も行っております。近年では農地や養鶏場の土壌にセンサーを設置する事が多く、雨や風でセンサーが紛失しない様に専用の器具を使ってしっかりと固定させて頂きます。
IoTセンサーの設置例
弊社の取り組みについて
アーベルソフトでは、LPWAの通信網を利用したIoTシステムのセンサー設置からデータ収集アプリケーションの開発、収集されたデータの分析やコンサルティングまで幅広く対応致します。
もし、定点的な測定とデータの収集をされたい場合は、是非とも弊社へお気軽にお声がけ下さい。